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2 名無しさん@恐縮です :2007/05/31(木) 22:12:20 ID:hf1FDgQV0
高二の頃の俺は、変な見栄から彼女がいると思われたいブサメンだった。
そんな俺がやってたことは脳内彼女との電話をクラス中に聞かせること。

休み時間中に突然、電話がかかってきたかのように、ケータイをちょっと気だるげな感じでポケットから取り出す。
ケータイを開いて一言「ったく・・・・・・またか」と、不機嫌そうに呟く。
そこで通話ボタンを押す前に、イスに深くもたれかかり足をカッコつけて組む。
もちろん通話ボタンを押したところで他の電話に繋がるわけじゃない。

「なんだよ? あんま電話するなって言ったろ」
「今日? ・・・・・・昨日も会ったじゃないか。今日ぐらいは家でゆっくりしたいんだけどな」
「ハァ? なんでお前はいつも「今日は会えない」って言っただけでそんな(ry」

最初は上の流れで、ここからはしばらく口喧嘩をしている風を装う。
よく言ってたのは「浮気なんかしてない!」「あれは俺の妹(姉)(従姉妹)だ!」
ある程度脳内喧嘩を繰り広げたら途中で謝ったり謝られたりな感じを出す。

「ごめん・・・・・・今のは俺が悪かった」「いや、そんなことないよ」「これからは気をつける」
そして、電話を切る前に決めゼリフ。
「あぁ、わかったって。今日も会おう――愛してる」

自分なりの最高にキザな笑顔で電話を切ったら、パチンッ!とわざと音を鳴らしてケータイを閉じ、ポケットにしまっていた。
後々思えば、周囲の反応は「うわぁ・・・・・・何こいつ?」という冷ややかなものだったのだろう。
が、その時の俺は「俺カッコヨスwww」としか思わなかった。

高二の終盤、体育の授業で俺はいつも通り早めに着替えて校庭に向かった。
苦手な授業が終わり、教室に帰ろうとした俺の肩に手を置くクラスメイトのDQN。

「よぅマザコンwwwwwお前のケータイの履歴『お母さん』しかなかったんだけど?wwwww」

それから俺が学校にケータイを持って行くことは二度となかった。

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